応援してくれるお母さんが二人いる話【となりの親子は里親子⁉】 | ぐるっとママの社長のブログ

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2024.06.21

応援してくれるお母さんが二人いる話【となりの親子は里親子⁉】

前回と今回に分けて子どもたちを癒やすための犬と家庭の話を書かせていただいています。

今回は里親家庭について書かれている本のご紹介です。
 

日本では様々な事情で実の親と一緒に暮らせない子どもたちを公的に保護し、養育する取り組みをしています。これを社会的養護外飯、保護された子どもたちは里親家庭に委託されるか、児童養護施設または乳児院で暮らすことになります。・・・「里親家庭」は、保護された子ども達を一時的に預かる家庭の事。預かる期間は、たった一か月ということもあれば何年にも及ぶ場合もあります。【文中より】

この本を読んで改めて明確に分かったことは私たちが普段使っている「里親」は養子縁組をして生涯、自分の子どもとして育てるという事です。つまり、戸籍にも養子縁組したことを明記します。

ところが、本来「里親」とは実親が何らかの関係で育てることが出来ない場合、期間を決めて預かる事です。

例えば、母親が入院して子どもを見ることが出来ない場合や虐待が発覚して児童相談所に預けられ、実親が育てる事が出来ると認められるまでの期間を預かる。

私がなぜ、この本をお勧めするのか?

①里親家庭の正しい理解

②日本が直面している子ども達のケア

この2つです。

母親が留守家庭を案じることなく、病気治療に専念できることや両親から虐待を受けていた子ども達が児童養護施設で暮らすのではなく、里親家庭で育つことが出来たら、傷ついた子供たちは救われるのかなと思います。

しかし、日本はこの里親家庭と養子縁組との違いさえも理解されていない。

自分が産んだ子以外の子を育てるという事は今の日本にはなじみが無いが、昔はよく聞く話でした。

私の実家にも家族以外の人が何人かいた。そして生活を共にしていた。

このような家庭は私の実家だけでなく、案外多かったと思う。

ところが、いつも頃からか、家族以外の人を受け入れるという考えが遠ざけられてしまった。

この本は里親家庭で育っている子どもの気持ちを読みやすいように漫画化されている。

読んでいると孤独な子どもの気持ちが手に取るようにわかる。

これからの日本にはこの「里親家庭」の理解と普及が早急に必要と思います。

一人でも多くの人がこの本を読んでくれることを祈っています。



 

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