親から虐待・性的暴力などを受けた子どもたちに付添う犬の話【付添犬の話】 | ぐるっとママの社長のブログ

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2024.06.12

親から虐待・性的暴力などを受けた子どもたちに付添う犬の話【付添犬の話】

今回と次回に分けて傷ついた子どもたちを癒やすための犬と家庭の話を書かせていただきます。

今回は犬、付添犬の本のご紹介です。この本は付添犬の実話を基にした物語です。

付添犬は被害を受けた子どもが、自分の受けた出来事について、安心して他者(司法関係者/医療従事者など)に伝えられるよう手助けをする犬です。(子ども支援センターつなっぐから)

皆さんはイメージできますか?

親から常に虐待や性的暴力を受けていた子供たちが当事者以外の人にされていた事実を話すことがどれほど困難な事なのかを。

子どもたちは親は決して悪くない。悪いのは自分・・なんですね。そして残忍な行為を我慢するしかない子供たちは長く暗いトンネルの中にずっと一人でいます。
だから、司法関係者や医療従事者などに救いを求めようにもその思いを伝えられない。

いくつかの事例とともに付添犬が傷ついた子どもたちの心に寄り添い、心を開いていく様子が描かれています。

私たち大人は傷ついた子どもたちがどれほど、傷ついているかを量ることが出来ない。

しかし、この本を読んでいるとその親の罪の深さが子どもたちが付添犬に支えられて重い口を開いていく様が克明に記されている。

付添犬によって明るい未来が見えた子どもたちのこれからにエールを送りたい。

犬の癒す力と付添犬の能力の高さに感動し、この付添犬を日本に導入した方々の熱い思いに感動、感服、感謝しました。

一人でも多くの方に読んでいただきたい良著です。
 


小学館:「いっしょにいるよ」
著者:涌井 学・NPO法人子ども支援センターつなっぐ
(吉田尚子・飛田桂)

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