2024.07.16
子育てに勝る偉業はないと思っている。家庭こそ、社会の原点。
雨上がりの庭には蚊がいっぱい。我が家の蚊をやっつけるブタちゃん。
ところで子どもの躾は難しいですね。
ひとつ間違うと人間関係が壊れてしまうし、かと言って放りっぱなしはあり得ない。
私の母は戦前の教師だったので躾に関しては厳しかった。
挨拶から始まり、整理整頓、言葉遣い、人前での行いなど、本当に厳しかった。
玄関の敷居の上に足をかけた時には厳しく叱られた。
「玄関の敷居はご先祖様の頭なのよ!!」って。
母はいつも躾と称して厳しく叱責したが、必ずその理由を教えてくれた。
そして今、私は孫と同居していて認定心理士だ。
怒鳴る、ガミガミ言う。などは人間関係を破壊するという事は重々承知している。
しかし、しかしです。
何しろ、母親の躾の厳しさが記憶の中に残っているのでつい、口から出てしまう。
「いつも言っているでしょう。片づけてほしいって。何べん言ったらわかるの??」
ガミガミ、ガミガミと。
その空気感の悪い事。
でも片づけてくれる。仕方なくなんだろうなぁ・・・。
そのあと、娘は「やりなさい、ばあばに叱られるよ」って。
あーあ!!
二人して躾は失格!!
皆さんは次のような光景を病院などで見かけませんか?
子どもが廊下を走っている。
ママが「看護師さんに叱られるよ!!」って。
躾けたいなら「病院は病気の人が大勢いるところなのよ。静かにしてあげようね」が良いかと思う。
先日、新聞の読者の自由コーナーで高校生から、このような投稿があった。
「挨拶する意味が分からない。挨拶するとコミュニケーションが取れるというけれど、しなくても取れるのに」
うーーーん。そんな時代か??
これも家庭の教育なんだろうな・・と思いました。
小さいころから親が挨拶していたら、挨拶をする理由はいらない。
挨拶はコミュニケーションの為と教えるけれど、そのほかにも理由はたくさんある。
その一つに日本人として日本語を大切にするという事。
そして継承していくという事も挨拶をする理由に入れたい。
家庭は最小のコミュニティ。
パパママ、ジジババ、頑張っていきましょう!!
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