炭水化物選手権! ご飯もの編 | 薬学博士 竹内久米司さんからのアドバイス

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薬学博士 竹内久米司さんからのアドバイス

2019.08.22

炭水化物選手権! ご飯もの編

科学的栄養学 No.68

夏場に食欲が落ちて痩せる人、逆に体重が増す人もおります。
食欲が落ちるのは、冷たいものの摂りすぎや汗とともに特にナトリウムなどのミネラルや、ビタミンも普段より消失するために体内のミネラルバランスや、栄養の偏りなどで胃腸管の働きが落ちるからです。
また、夏場に太る人は、暑いので運動量が減ることや冷房にあたりすぎたりして体の新陳代謝が落ちているにもかかわらず食べる量は変わらないために、摂取カロリーが消費カロリーをオーバーするからです。
さて、今回は、日ごろ手軽に頂けるご飯もののとして口にすることが多いご飯ものの炭水化物量を比較してみました。

題して
「炭水化物選手権! ご飯もの編」

下記の図の8つの食べ物のうち一番炭水化物が多いのはどれでしょうか?

優勝するのはどの食品?
みなさんの予想は?
楽しみながら、ご飯ものの炭水化物量を学んでいただきます(^_-)-☆
 



まずは正解を見ないで実際に予想してベスト5*を選んでみてください。

*2型糖尿病の診断に75gブドウ糖負荷試験が行われますが、
その量を超えるのが、ベスト5のご飯ものです。


解答は文末の図2参照

多くの方がカレーライスを上げたのではないですか?

もちろん、カレーライスも炭水化物が多いですが、優勝は僅差でのり弁当です。ご飯が250gと多めですからね。
次いで、カレーライス、親子丼、牛丼並盛、江戸前ずしです。
つまり、
のり弁、カレーライス、親子丼、牛丼並盛、江戸前ずし

この5つが、2型糖尿病の診断に使われる75gブドウ糖負荷試験で、その量を超えるベスト5つのご飯ものなのです。

どうでしたか?

真実を知ると、毎回、糖負荷試験をしているようなものだったということに気づかれましたか。

今回のポイントは、75gブドウ糖負荷試験と比較することで、炭水化物の食べ過ぎを理解してもらうことにあります。

日々の健康生活にお役立てください。
 

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