【横浜市で高校受験!】 私立高校の入試編 | 予測不能な社会における中学・高校受験のリアル

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2024.04.11

【横浜市で高校受験!】 私立高校の入試編

ぐるっとママ
「教育アドバイザー」
奥山賢一です。

前回は横浜市にて高校受験を目指すにあたり、
横浜市内の高校の種類、入試の日程といった
お話をしました。
今回は横浜市内の私立高校の入試について
お伝えしていきます!

こちらを読んで、是非それぞれのお子様の
進学する高校、いつから塾に通わせるのか、
などといったことの参考にしていただければと
思います。




0.私立高校の入試について
横浜市の私立高校の入試には大きく分けて
次の4つの種類があると考えてください。

①推薦入試
②専願入試
③併願入試
④オープン型入試


これら4つの入試の特徴について、
それぞれ分けてお伝えしていきます!


1.推薦入試
各高校が定めた独自の「推薦基準」を
クリアしていれば合格が約束される入試です。

「推薦基準」は基本的には「中学での内申点」を指し、
内申点が基準よりも大きければ合格が内定します。

推薦入試はその高校が第一志望であることが
前提であるため、他の学校を受験することはできず、
合格したら必ず進学する必要があります。
試験は1月に行なわれ、面接や作文等が
出題されます。
ですが試験はあくまで形式的なものであり、
内申点さえ超えていれば基本的に合格となります。


2.専願入試
推薦入試とほとんど同じ形式の入試です。
「他の高校を受験しない」ことを条件に、
各高校が定めた「中学での内申点」の基準を
クリアしていれば合格を確約する入試です。
推薦入試と異なるのは、試験が2月に行なわれ、
学力試験や書類選考(中学校の調査書等)が課される、
という点です。
また、内申点の基準は専願入試よりも推薦入試の方が
やや高めです。
近年では推薦入試と専願入試を
1本化している高校も多いです。


3.併願入試
推薦入試、専願入試と同様に、
各学校が定めた「中学での内申点」の基準を
クリアしていれば合格が内定する入試です。
大きく異なるのが、
「公立高校など他の高校が第一志望である」
生徒が対象である、という点です。
いわゆる「すべり止め」と呼ばれる入試形態で、
第一志望校の受験前に、確実に合格出来る高校を
1つ確保できます。
内申点の基準は推薦入試、専願入試よりも高いです。


1~3の入試を大きく左右する「中学校の内申点」は、
多くの高校で「中学2年生」からの成績が対象になります。


4.オープン型入試
これまで出てきた入試とは大きく異なり、
中学校の内申点は関係なく、
入試当日の試験の成績のみで合否が決まる入試です。
慶應義塾高校などといった難関私立高校の
ほとんどがこのオープン型入試です。





以上が横浜市内の私立高校の入試です。
特に大切なのは、
中学校の成績が入試結果に直結すること
中学2年生からの成績が入試で見られること
の2点です!

次回高校入試のお話をする際は、
公立高校の入試制度について、
それを踏まえた上でいつから対策をした方がいいのか、
といったことをお伝えします!

本日の内容はここまで。
今度ぜひお話ししましょう。

この記事をご覧いただいた方のお子さまの
やる気スイッチがオンになりますように。


ZEZEHIHI 代表
奥山 賢一
HP:https://oku-kenichi.com/

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